葛原敏雄教化部長を講師にお迎えして、第2回支部合同繁栄講演会が、奈良県社会福祉総合センターで、11月2日(日)、開催されました。参加者は100名で、会場いっぱいの盛会でした。
始めに、田中久雄会頭の開会の挨拶のあと、3人の副会頭、畑田信夫さん、米村功夫さん、岡西理量さんの体験発表がありました。畑田さんは「うつ状態で悩んでいたところ、宇治別格本山の練成に参加し、浄心行で泣いたあと、心の疲れがとれました」「招神歌を唱えると、全てがうまくいきます」、米村さんは「他を祝福すると、自分の幸せと繁栄につながりました」、また岡西さんは「宇宙銀行に預金をしておきますと、必要な時に必要なものが与えられます」(地上の銀行はつぶれることがありますが、宇宙銀行はつぶれないどころか、必ず利息がついて返ってきます)、「私たちは先祖に守られています。先祖供養をしましょう」と、体験を語られ、感動的でした。
体験談の後に葛原敏雄先生が「真の繁栄とは」と題しまして、講演をして下さいました。
先生は、3人の体験発表が「苦難に耐え、御教えを喜んで実践された生きざまが素晴らしい」と、讃嘆されました。「生長の家の御教えがいかに素晴らしくても、実行しないと“絵に描いた餅”になってしまいます。これからは、“よいことのみを思い、よいことのみを言い、よいことのみを行う”(三業)ようにしましょう! そうすると、神様の世界(実相)は“善一元”ですから、神様と波長が合い、祈りが通じ、繁栄の基礎となります」と、お教え下さいました。
私たちの繁栄は日本という国の繁栄と切り離せません。先生は、日本の素晴らしさを数々の事実からしめされ、私たちが日本の卓越性を再認識したいと訴えられました。「私たちの先祖は、天皇に中心帰一してきた国民でした。その先祖の思いが遺伝子のなかに潜在しており、私たちが先祖供養することでそれがよみがえってくるのです」と、先祖供養の大切さを強調されました。
先生は谷口雅春先生著『新版・栄える生活365章』の次の個所を引用され、「無限供給は私たちの心」次第というお話をして下さいました。
「真の裕(ゆた)かさというものは心の中にあるのです。如何に多くの数量の物質又は貨幣をもっていようとも、尚欠乏しているという“不足”の感じをもっている者は、依然として貧乏人である。(中略)真の意味の富者は、神が一切の供給の本源であり、その本源は無限であるから、私たちが心の波長をその本源に同調させるならば、必要に随って必要な供給がその無尽蔵の本源から供給されるものであることを知り、それを単に知るだけでなく、それを瞑想すると同時にそれを実行に移して、その真理を実証しつつある者でなければならないのである。」(284〜285頁)
先生は、私たちが「無限供給を受けていることに気付いて感謝し、その恩を感じて、報恩の誠をつくすことが繁栄の道である」ことを教えて下さいました。神様からの無限供給を制限しているのは、実は自分自身の心であることを自覚し、神様からの賜物を拝んで使い、利他行に励むと、益々繁栄することになります。利他行でも、身近な人(例えば伴侶)の本当の姿を観て、それを無条件にどこまでも信じることが「信仰」への道なのです。「もう八方塞がり」という人がありますが、「絶対絶命」ということはなく、「上が開いています」、解決の道は必ずあるのです。神様を素直に信じ、「全托」する、その「無我随順」こそが、無限の幸福と繁栄、無限力の源泉ですと「真の繁栄」の秘訣をお示し下さいました。 (文責・汲田)