4月19日、猿沢荘で、4月・経営勉強会が開かれ、葛原敏雄先生のご講話を拝聴し、有益なご示唆を頂き、感謝です。参加者は28名でした。
開会の挨拶で、田中久雄会頭から、他国で商売して繁栄した近江商人が信仰を大切にしたことや「三方よし」(三方よしとは売り手よし・買い手よし・世間よし)の哲学を実践したことなど紹介されました。
葛原先生から「今回は3回目なので、皆さんの心の中に『お子さん』を産んで、発展をして頂きたい」と言われました。信仰は行じないと力として現れませんので、是非学びを実践に結びつけてほしいとも言われました。
先生は、用意して下さった資料を使ってお話下さいました。まず坂東真理子さん(『女性の品格』の著者、昭和女子大学長)の「上質な生き方」について紹介されました。「上質さとは、外部の基準ではなく内的な基準で測るもの。世俗的な富や名声にとらわれているうちは、決して上質な生き方はできない。自分自身の基準で『ほどほど』を知ることが必要。部下も人脈も、量ではなく質を大切にすべきで、量を誇示するのは自信のなさの表れ。黙々と自分の納得のいくものを作り出していく職人的気風が改めて求められ始めている。上質さはひけらかすものではない。仕事も人生も、型を極めながらも肩の力が抜けた、ある種の軽やかさを持つところに、真の上質さは宿る」と。
特に、「自分の中の判断基準」を信仰に求めることの大切さを強調されました。人それぞれの「神の子らしさ」が問われていて、それに基づいて判断することが大切ではないかと、受け止めさせて頂きました。
次に、先生は竹田恒泰さん(旧竹田宮家、ロングスティ財団専務理事)の「ノーブレス・オブリージュ」(高貴なる者の義務)をベースとした生き方を紹介されました。「伝統の中で淘汰の歴史をくぐり抜けてきた物にはやはり本当の価値が宿っている。上質とはそういうもの。日本の国も同様。世界でもっとも上質な国といっていい。いま一度私たちは2600年の先達の知恵に学ばないといけない。どんな嫌なことがあっても笑って過ごせるか。」特に先生は、私たちにとって「ノーブレス・オブリージュ」とは、人類光明化運動をすることだとお教え頂きました。
また、先生は「良き言葉で栄える会を充満させましょう。明るい言葉で明るい気持ちをお客さまが持ってもらうなら、繁栄は間違いなしです」「世の中に大切なこと、必要なこと、よそにないものを提供する、それが大事です」とも教えて下さいました。
先生は、息子さんが行方不明10年でお困りの方に、“先祖供養を! 毎日お経をあげて下さい!”とお勧めしました。その方がそのご提案を素直に実行したところ、何とそれから3ヶ月後に息子さんが帰ってこられ、しかも息子さんに殴られたそうです。ところが、その方は息子に申し訳なかったと今までの自分を反省し、あとは神さまにお任せし、親に感謝でき、それ以来家庭が光明化したそうです。そういう実例を紹介して下さいました。
また、先生は『生命の実相』第2巻の中の「ヘンリー・フォードの致富法」について紹介され、「誰でもあらゆる物をもって出発する。すべてはわがうちにある(神=無限供給者・無限英知者の力と接触する道は)最大多数の人間に最大多数の善をなそうと思って、自己の生活を正しくすることです。」(196〜197頁)の個所をお示しになり、「そうして目的実現に向かって行動すれば、必ず希望が形に現われてきます。」とお教え下さいました。
あと、司会者よりの要請があり、参加者一人ひとりが葛原先生への感謝の言葉と学んだことを述べました。Aさんは「信仰100%を肝に銘じていきます」、Bさんは「パン屋をしていますが、たとえ一つ買ってもらっても感謝して、ありがとうございます、お幸せに!と言っております。」Cさんは「創業80周年、ただただ感謝です。この機会に施設に車いすを贈りました。」など語られました。